「ピーピーピーピーピ…」
不審な音とともに、我が家のドラム式洗濯機が停止しました。
このまま洗濯機が動かなければ、死活問題!!
止まった原因は「排水」ができなくなったことでした。
超真剣に洗濯機と向き合った結果、なんとか自力で解決したので、経緯をまとめました!
洗濯機から排水できなくなる「U11エラー」
我が家のドラム式洗濯は、パナソニック製の「キューブル(品番NA-VG1200L)」。
故障の状況は、こんな感じです。
- 「U-11」のエラー表示が出ている
- 洗濯槽の中に、排水されない水がたまっている
- 電源を入切しても「脱水」に進まない
洗濯機は回るのですが、必ず「脱水の前」で止まってしまいます。
どうやら、何かの理由で洗濯槽の中の水が、排水できないでいるようです。
故障の予兆
我が家の洗濯機は購入から1年半。最近調子がよくありませんでした。今思うと、故障の予兆が確かにありました。
故障の予兆
- 仕上がった洗濯物が臭う
- 洗濯槽の中が、臭い
- 乾燥が終わるまで時間がかかる
- 「排水フィルター」のゴミが急増した
「U**」エラーは自力で直せるエラー
Panasonicホームページによると、「U**」は、自分で直せることが多いエラーということ。(ちなみに「H**」エラーだと、故障の可能性が高く、修理が必要になるらしい。)
「U11」エラー時にやるべきこと
「U11」エラー時にやることは、ホームページに書かれているので、さっそくためしてみます。
ポイント
- 排水ホースや排水口の流れが悪くなっていないかチェック
- 排水口や排水フィルターのゴミを取り除く
- 排水ホースの状態を確認する
出典:Panasonicホームページより
1.「排水フィルター」を点検
排水フィルターを取り外します。見ると、奥に水がたまっています。
排水フィルターを取り外したまま放置していると、水が逆流し、少しずつ外にもれ出しました。明らかにどこかが詰まっている様子。
2.「排水ホース」を点検
ホースが折れることで、途中に水がたまって排水できないことがあるようです。
ホースを揺らして、中の水を排水させてみます。(これでは改善しませんでした。)
3.「排水口」を掃除
排水口にゴミが溜まると、水の流れが悪くなることがあるようです。
排水ホースを抜き、排水口の中を掃除して行きます。それなりのホコリがでてきます。(これでも改善しません。)
私がつまりを解決させた方法
「排水フィルター」を点検している時、奥に水がたまっていたので、ここを攻めてみることにしました。
奥に排水用の穴があります。ここを探っていきます。
排水フィルターからホコリをかき出す
おそらく何かが詰まっているので、かき出す準備をします。
ちなみに、キューブルの前面の板は、右側にずらすと簡単に外せるようになっています。
ホコリ取りに使用するのはこちらのパイプ用のブラシ。中に入れていきます。
このブラシは、ドラム式洗濯機のちょっとした困りごとにいつも登場する救世主。
強く入れるとパイプに穴が空くこともあるそうなので、慎重に差し込んでいきます。
忘れてはいけないのが、「洗濯機の下にバケツを用意しておくこと!」
さて、それではさっそく…。「ゴソゴソ」
中をさぐると、少しずつホコリが絡みついてきました!ゴソゴソとやっていると、だんだん絡みつく量が増えていきます。
10回ほど差し込んだところで、大きめのホコリが取れました!
「このままのペースでいけば、ホコリも全部取れるかも!?
若干、楽しくなってきた矢先!
ゴゴゴ…ゴゴゴ……
ゴゴゴ…ゴゴゴ……
ゴゴゴ…ゴゴゴ……
爆音とともに、真っ黒な大量の水が、勢いよく流れ出てきました!
・・・・、バケツで命拾いした・・・。置いておいてよかった。
ギリギリまでいっぱいになったバケツの水を、お風呂で流します。
先ほどとは比べものにならない量の、山のようなホコリが出てきました(汗)
汚いので閲覧には注意してください…。
・・・大量のホコリとともに、全てが終わりました。
その後、元にもとして、電源を入れ、脱水してみます。
緊張の一瞬・・・。
当たり前のことを言いますが、洗濯機が回りました!
まとめ:日頃のお手入れが大事でした
今回の「U11エラー」。排水しきれなかったホコリが原因でした。
日々のお手入れが大事なことを、思い知らされました…。
今回使ったブラシは、ドラム式洗濯機の急な困りごとにも最適なので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ちなみに、「洗濯槽の中のホコリを簡単に落としたい」という方には、こちらの記事がおすすめです!
「徹底的に洗濯機のホコリを取ってスッキリしたい!」という方は、こちらの記事も見てみてくださいね!