こんな疑問をお持ちの方へ。
はい!あります!
私、普段は「申請」や「手続き」を扱う仕事なので、こういうことは慣れっこのはずなのに、先日、証明書類が足りず大失敗してしまいました…。
子供がいて、ただでさえ注意することが多すぎる子育て中、役所の手続きは、とても分かりにくいですよね。
そこで今回は、子供のマイナンバーカードを無事に手にするために「必要なこと」を、とにかく「簡単」に「分かりやすく」説明していきたいと思います。
子連れなのに大失敗!証明書類が足りなかった
とある日の、昼下がり。
建物に入ったとたん大号泣の娘を抱いて、マイナンバーカード受け取り窓口にやってきました。
数人の順番を待って、自分の番になり、必要書類も提出して順調に進んでいったその時!
「それでは、お母さんの証明書を見せてくださいね〜」
「15歳未満の場合は代理権を確認するため、お母さんの証明も必要なんですよ」
マジですか〜(泣)
育休中って、外に出ることが少ないから、身分証持ち歩いていませんでした…。
まさか、「親」の証明書が無くて受け取れないなんて・・・トホホ。
結局この日は受け取れず、泣き喚く我が子を抱いて、出直すことに。
子供のマイナンバーカードの受け取りの「注意点」は3つ
こんなことがないように「これさえ押さえておけばOKなポイント」をまとめました。
逆に言うと、これを外せば、マイナンバーカードを手にできないこともあるので、注意して読んでみてくださいね!
注意点ポイント
1 交付通知書(ハガキ)を持って「交付場所」に行く
2 必ず本人を連れて行く
3 子供と、親(自分)の2人分の証明書を持っていく
それでは、1つづつ説明していきます。
1 交付通知書(ハガキ)を持って「交付場所」に行く
重要ポイント
- 交付通知書(ハガキ)を持って行く
- 通知カードを持っている場合は、持っていく
- ハガキに記載された「交付場所」に行く
交付通知書とは、マイナンバーカードの申請後に、住んでいる市区町村から届くハガキのことです。
自治体によっては、ハガキがないと交付してくれないことがあるので、必ず持参します。
通知カードを持っていく必要のある人は、令和2年5月以前に交付を受けている人だけです。それ以降は廃止されたので、持っていく必要はありません。
また、取りに行く時は、必ず、ハガキに記載の「交付場所」に行きましょう。
2 必ず本人を連れて行く
重要ポイント
- 必ず、子供を連れて、親子一緒に窓口に行く
マイナンバーカードの受け取りって、親が取ってこれそうな気がしますよね。
けれど、マイナンバーカードの場合、それはダメ。
必ず、親が、子供といっしょに取りに行かないといけません。
逆に、子供だけで取りに行くのもダメです。
15歳未満の場合は、代理人(親)が同行していないと、発行してもらえません。
ちなみに、本人が同行しなくても受け取れる場合は、病気や障害など特殊な場合のみです。(こんな時はコールセンターに問い合わせてみてくださいね。)
3 子供と、親(自分)の2人分の証明書を持っていく
重要ポイント
- 子供の証明書を持っていく
- 自分の証明書を持っていく
子供の証明書は(ほとんどの場合)2点必要です
主な証明書の例です。この中から2点を提示します。
- 健康保険証
- 医療受給者証
- 児童扶養手当証書
- 預金通帳(氏名・住所記載のもの)
- 母子手帳(注:出生届済証明があるもの。市区町村によって取扱が違うので確認が必要です。)
ちなみに、顔写真入りの証明書、例えば「パスポート」があれば、これ1点でOK。顔写真ありは最強です。
あと、注意したいのが「母子手帳」
市区町村によっては、年齢の上限があったり、証明書としてみない場合があるので、HPで確認するのがいいです。
「○○市 本人確認書類」と検索すると出てきますよ。
親の証明書も準備していきます
証明書が1点で足りるのは、こちらなど。
- 住民基本台帳カード(写真付き)
- 運転免許証
- パスポート
証明書が2点必要になるのは、こちらなど。
- 健康保険証
- 年金手帳
- 医療受給者証
- 社員証
※「氏名・生年月日」か、「氏名・住所」の記載が必要
主なものです。
これ以外で提示したい書類がある場合は、OKかどうか「○○市 本人確認書類」と検索するのがおすすめ。
住んでいる自治体で、結構取り扱いが違うことがあるので、気を付けてくださいね。
マイナンバーカード受け取りの所要時間は?
手続きは、こんな感じです。
step
1本人確認
子供の本人確認と顔の確認、親の本人確認をします。
この時、暗証番号をメモするための用紙が渡されるので、事前に考えておいた方がスムーズです。
子供の場合は
- 「利用者証明用の電子証明書」
- 「住民基本台帳事務用のアプリ」
- 「券面事項入力補助用のアプリ」
の3つの暗証番号が必要になります。すべて4桁で、3つ同じ番号でもOKです。
コンビニで証明書をとる時などに必要になるので、忘れない数字がいいですね。
step
2暗証番号の入力
窓口での手続きが終わると、マイナンバーカードを探してもらっている間、しばし待ちます。
その後、STEP1で決めた暗証番号を、タッチパネルを使って自分で入力していきます。
step
3マイナンバーカードを受領
暗証番号の反映を待って、簡単な説明とともに、マイナンバーカードを受け取ります。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、子供のマイナンバーカードの取得方法について、まとめてみました。
受け取りは、子連れで窓口に行かないといけないので大変。必要書類も多いので、不足のないように確認してくださいね!
ちなみに、受け取りが予約制になっている自治体もあるので、届いたハガキの内容はチェックしてください。
-
赤ちゃんのマイナンバーカードの作り方【申請方法を画像で解説】
こんな疑問をお持ちの方へ。 今回の記事では、スマホの申請手続きについて、画像付きで、詳しく解説していきます! 我が家でも、先日、1歳1ヶ月の娘のマイナンバーカードを申請したばかり。 疑問はたくさんありましたが、記事の内容どおりの方法で、無事 ...
続きを見る
-
赤ちゃんのマイナンバーカードって必要?【作らないデメリットはある?】
こんな疑問はありませんか? 今回の記事では、このような疑問を解決していきます。 私は1歳1ヶ月の時に娘のカードを申請したので、実例を交えながら、詳しく解説していきます! 子供の「マイナンバーカード」を作るメリット 「マイナンバーカード」を作 ...
続きを見る